2009年5月17日

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「神が味方」

説教要旨( 5月 17日 朝礼拝)
詩編 第118編 1~16節
ローマの信徒への手紙 第8章 31~39節
倉橋康夫

 パウロは、これまで語ってきたことをまとめて、要するにこういうことだ、と言います。それは、「神が味方」、ということです。併せて読んだ詩編 第118編で、<主はわたしの味方>と繰り返され、<人間に頼らず、主を避けどころとしよう>、と言われています。パウロは、この詩編を思い浮かべていたに違いありません。
 <もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。>、とパウロは言います。神が味方なら、誰をも恐れる必要はない、と言うのです。しかし、私たちキリスト者の実態を顧みると、依然として人間関係に苦しみ、様々なこの世の困難に悪戦苦闘をしています。一般の人々に較べて、それ程違わないように思われます。けれども実は、決定的な違いがあります。それは、神が自分の味方であることを知っている、ということです。そして、どのような困難な事情にあっても、神のみ心が行われることを信じていることです。既に共に読んだように(28節)、「神が、万事を益として下さる」ことを、キリスト者は知っており、信じているのです。そうであれば、「何ものも敵対できない」とは、万事が益とされる信仰者の歩みを、何ものも妨げることはできない、ということでしょう。
 そこでパウロは、何故にそれ程まで堅く、神が味方であることを信じ得るか、その根拠を示します。それは、<御子をさえ惜しまずに死に渡された>、という事実にある、ということです。パウロは、<わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された>、と言います。これは、言うまでもなく、主イエス・キリストの十字架の出来事のことです。パウロは、自分自身も聞かされ、受け入れたこととして、<キリストは・・・わたしたちの罪のために死んだ>(Ⅰコリ15 : 3)、と言っています。主キリストが私たちの罪を全て引き受けて下さった、ということです。そしてパウロは、この出来事に、神が私たちの味方であることの根拠がある、と言うのです。

 私たち人間の罪が、この世界をどんなに暗くしているか、計り知れないものがあります。人間世界の憎しみ、争いは言うまでもなく、人間がはかなく死んでゆかなければならないこと、死の恐れを抱きつつ生きなければならないことも、人間の罪がもたらすものです。その罪を主が引き受けられたとは、罪のもたらす悲惨から救って下さった、ということです。私たち人間が、罪赦されて生きることができるのです。罪が赦され、神との交わりに生かされる者は、死の恐れから解放されます。永遠の命が約束されているからです。否、既に永遠の命に生き始めているからです。弱さの故に、たじろぎ、おののくことがあるとしても、この救いは失われることはありません。
 神は、このように、私たち人間を悲惨から救い出すために、み子を十字架にお架けになられました。そうであれば、私たちに必要なもの全てを、神がお与え下さらない筈はありません(32節)。必要なもの全てとは、救いに関して、全てのことを備え、与えて下さる、ということに中心があると言えるでしょう。
 私たちは、神のみ子がこの世に来て下さった、しかも、十字架にお架かりになるために来て下さったことに、「神が味方」である確かな証明を見るのです。詩編 第118編13節以下で、<主はわたしの砦>、<主はわたしの救い>、と喜ばしく、讃美・告白されています。主キリストによる救いを指し示している、と思います。「神が味方」! この確信の下に、主キリストによる救いに結ばれて、喜びの信仰生活を進めたい。神の祝福の許に生かされる喜びを、益々深く味わいつつ、そして、この世の人々に向かって、証しを立てる歩みを、共々に進めていきたい、と祈り願います。

2009年度

聖霊の執り成し
主キリストは復活された
わたしは知っている
万事が益となる
栄光への歩み
渇いている人
神が味方
神の愛に結ばれて
聖霊を受けた人々
輝かしい勝利
もう罪を犯してはならない
永遠の命を受ける
あなたの手に渡す
わたしの確信
わたしに従う者
悲しみと痛みの中から
神の言葉は貫かれる
神の憐れみによって
真実なる裁き
我々はその時
神に造られた器
信仰による義
神の義によって
あなたたちは自由になる
心で信じて、口で言い表し
誇りは増し加わる
信仰は聞くことから
神の言葉を聞く者
神はその民を見捨てられない
人々の先頭に立って渡る
勝利を賜る神
決して死なない
真実の言葉を話す
躓きから救いへ
聞かれない祈り
神のご計画への信頼
神の業が現れる
神の愛が現れた
神の秘められた計画
あの人をどう思うか
今日も生きている
栄光が神に永遠に
神の憐れみによる勧め
なすべき礼拝
正直に答えなさい
心を新たにし
己れを知る
一つの体の部分として
わたしに従いなさい
賜物を生かす
勇気をもって雄々しく